CLUB BREITLING MEMBERS SALON 2010

ブライトリング・ジャパン最大のビッグイベント


去る5月下旬に、ブライトリングのメンバーズサロンが開催されました。会場の恵比寿ガーデンホールには、今年も大勢の“クラブ・ブライトリング”メンバーが集結。今年が初参加となる筆者は、その場の盛大な雰囲気に圧倒されちゃいました。


クラブ・ブライトリング(CB)とは、ブライトリングの正規購入者なら無料で加入できるメンバーズクラブのことです。ブライトリングは、年に1回、春先のバーゼルフェアで発表された新作を、CB会員限定でいち早く紹介する「メンバーズサロン」を開催しています。それが今回のイベント。恵比寿ガーデンホールを3日間も借り切って行うとは、ブライトリングのカスタマー重視の姿勢には、ホント頭が下がる思い。東京の前には大阪で、それから6月19・20日は名古屋でも開催されます。




なかでも、個人的に気にいった新作がこちら。日本限定50本の「ナビタイマー・ストラトス」です。直径38mmという小振りなケースに、フライト時に必要な10分間積算計をはじめとする“4つ目玉”を浮かべた文字盤を装備。なんというか、この小型高性能ともいうべき、ぎゅっと詰まった感じがいいんですよね。しかも、モデル名のとおり、空と宇宙のあいだにある“ストラトスフィア(成層圏)”の色味をイメージした文字盤のカラーリングが、これまたシブい! 18レッドゴールドとのコンビネーションで、ヴィンテージライクな印象に仕上げています。

とはいっても、新作だけではないんですね。メンバーズサロンの会場にはブライトリングのフルコレクションが展示されていました。しかも、豊富な文字盤カラーや、ストラップのバリエーションも用意。決して店頭では見られないほどの、膨大な数のブライトリング製品が並んでいました。それらをたくさんの人々が、実際に手に取って、試着して、その場のスタッフと楽しそうに歓談している。はばかりながら業界に身を置くものとして、見ていて感動的な光景でした。そのほか、クロノグラフ・ムーブメントの分解実演などのイベントもあって、会場は大にぎわい。ブライトリングの公認技術者による、時計の無料診断コーナーにも長い行列が出来ていました。




ちなみにメンバーズサロンで紹介された今夏のイベントに、右の写真のようなユニークなものがありました。CBメンバーのお子さんのために開催される「スタジオブライトリング・ウォッチアカデミー」です。ブライトリングの公認技術者が講師をつとめる時計の“お勉強会”で、エジソンよろしく時計の分解などが楽しめます。親子で機械式時計の面白さを体感できるチャンスですし、お子さんを味方につければ、なにかと奥さまへの説得もスムーズになるのでは!? http://www.studiobreitling.com
(ヒラヤマ)